中国嫁のトリセツ

中国人の嫁をもらって気がついたことなどをツラツラと書いています。

中国嫁のトリセツって。。。

ここにたどり着いた皆さんは、中国人に対してどんな印象を持っていますか?
これはお住まいの地域だったり、どんな仕事をしているかなどの環境によっても違ってくると思います。某ネット掲示板などを見ると、印象ベースで中国人がどーたらこーたらと不毛な議論が繰り返されています。個人的にはこの手の議論は、あまり意味がないと思っています。お互いに違う前提や異なる理解でぶつかっているので、結論が出ることは一生ないでしょう。いい暇つぶしにはなるかもしれないですけどね(笑)。
 
では、あなたは中国(人)とどのような関わり合いがありますか、もしくは過去にありましたか?と質問を変えてみましょう。一応選択肢も考えてみました。
 
  1. テレビやネットで中国(人)関連のニュースを見たことがある
  2. 街で中国人観光客を見た
  3. コンビニなどの店員が中国人だった
  4. 大学の第二外国語で中国語を選んで、先生が中国人だった
  5. 仕事の取引先に中国人の人がいる
  6. 会社に中国人の同僚がいる
  7. 中国で仕事をしたことがある
  8. 家族(配偶者)が中国人だ
 
地方ならともかく、そこそこ大きい都市に住んでいれば、コンビニなどの店員さんが胸につけている名札を見ると、明らかに日本人のものではない名字でないケースなんてザラですし、最近では約半数の大学生が第2外国語で中国語を選択しているなんて話も聞くぐらいですから、まったく接点がない人の方が少ないかもしれません。ちなみに私の場合は、このブログを立ち上げるぐらいなので、1-8の全部に該当しています。
 
何が言いたいかというと、中国(人)とどのような関わり方をしているか、極端な話、誰と関わっているかによって、印象なんてものも変わってきます。ただ、1-8のフルコンプリートしちゃった人(私)から見た中国とか中国嫁とのつきあい方をご紹介できたらなと思って、このブログを立ち上げてみました。もちろん、これを目にしたすべての日本人に理解してもらおうとは思いません。先に書いたとおり、関わり合い方によって印象なんてものは変わるものなので。
 
ただ、私と同じような境遇の方から見たら、「あるある!」とか「ここは違うな」という感じで見てもらえるのかなと思っています。
 
ところで、私と同じような来日してから年数の浅い中国人配偶者がいる人って、どのくらいいるかご存じでしょうか。法務省のWebサイト(http://www.moj.go.jp/housei/toukei/toukei_ichiran_touroku.html)に興味深い統計データが載っているので、それを拝借しましょう。うちの嫁が持っている在留資格は「日本人の配偶者等」というものです。在留期間が長くなると「永住者」に切り替わるので、うちの嫁と同じ在留資格を持っている中国人の数を調べれば良さそうです。これを書いている時点では、2013年6月現在のデータが最新です。このなかにある「都道府県別 在留資格別 在留外国人(その1 中国)」という資料によると、日本に滞在許可を得て滞在している中国人の数は647,230人いて、そのうち「日本人の配偶者等」で滞在している人は41,249人。さらにこのうち、私の住む東京都だけで9,159人、東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県を合算するとおよそ半数弱(47%)を占めているそうです。
 
さて、ブログのタイトルに「トリセツ」というキャッチーな名前をつけてしまいましたが、これを読めば中国嫁を意のままに操れるとか思ったら大きな間違いです。てか、そんなことできるなら、こっちがどうやるのか知りたい(笑)。あと、中国嫁と出会う方法を知りたいと思っているような人にも向きません。あくまで、在留期間のまだ短い嫁が、どうやって日本での生活に慣れていくかという視点で気がついたことを書いていくような形にしたいと思っています。
 
最後に、ブログを書いて行くにあたって、便宜上嫁と私に以下のような仮の名前をつけておきます。さすがに本名をさらすわけにはいきませんからね。
 
登場人物
ランラン(仮名):中国では一応80后と呼ばれる世代。中国安徽省出身。2010年に初来日、日本在住通算約2年(2014年2月現在)
土井さん(私のこと,仮名):第2次ベビーブームど真ん中生まれで千葉県出身。上海に約4年半の駐在経験あり。現在は東京都内在住在勤。