中国嫁のトリセツ

中国人の嫁をもらって気がついたことなどをツラツラと書いています。

いいまつがい

日本語という言語は、なんでもカタカナ語にして取り入れてしまう。海外から新しい概念なりを取り入れて来ると、それがそのままカタカナにして使うので、日頃の会話ではカタカナ語があふれる(特にIT業界w)のだが、それが中国人からするとやはり変らしい。確かに中国語の場合、意訳できる場合はできるだけ意訳して、それがダメだったら音訳という感じだ。例えば、コーヒーショップでメニューを見てみよう。

 

 

最初のエスプレッソは完全に意訳、キャラメルマキアートは前半は意訳で後半は音訳、ラテに至っては直訳すれば「鉄持って来い!」てな感じで完全に音訳。ただ、日本の場合はここは全部カタカナになることを考えれば、やはり日本語とは違う。漢字しか使わないというのも大きいとは思うけど。

 

そんなカタカナ語、外国人からの評判はすこぶる悪い。仮に皆が知っているであろう英単語であっても、日本語風カタカナ発音にアレンジされてしまうので、外国人からは分からないことが多いのだ。中国滞在中は、日本語の英語は本当に聞き取りづらいと愚痴をこぼされたものだ。昔、大連で仕事をしていたときに、中国人スタッフにアルファベットのAからZまでを日本語カタカナ発音したらどうなるかをレクチャーしたら、「これ知りたかったよ」と大絶賛された事がある。そのぐらい、カタカナ発音は世界的に通じないのだ。

 

ひるがえって日本国内の日本語学習者の場合、初めて聞いた単語が純粋な日本語なのか、外来語なのかの区別が付かずに苦労するらしい。日本語カタカナ発音だとオリジナルの単語の発音から乖離しすぎて、元の英単語とリンクしないからだそうだ。

 

先日、仕事帰りにお店でシュークリームを2種類買ってきたうちの嫁(ランラン)が、こう聞いてきた。

 

ランラン「あなだ、カスタネド食べるか?」

土井さん「それは楽器か?鳴らすのか?」

ランラン「間違えた、マスタード食べるか?」

土井さん「罰ゲームか?」

 

もちろん、カスタードのことを言いたかったのはすぐ分かったが、面白いので遊んでみた。

 

昨日のから繰り返すが、本人曰くわざと間違えているとのこと(苦笑)

 

 

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