安いことは良いことだ
例えば海外に行ったときに買い物をしようとした時、現地通貨から自国の通貨にざっくりと換算してみて、それが高いか安いかと判断するのは誰にでもある事だと思う。自分も中国で生活しているときには、「うわ安っ!」と思ったり、逆に「これなら日本の方が安いよ」とガックリしたりしたものだ。
これを読んでいる人の中で、中国の物価は日本より相当安いと思っている人がいるなら、少し考えを改めなくてはならないと思う。確かにローカル外食など、日本よりも安く済ませる事ができる場合もあるが、逆に日本の方が安く上がるケースも多々ある。特に、上海などの大都市で、日本と同じような生活を送ろうとしようものなら、日本より確実に高くつくはずだ。さらに言えば、中国の物価も上昇し続けているので、もはや中国は物価が安いとは言えないと思う。
うちの嫁(ランラン)もお値段には敏感である。日本の店頭で、何か商品を見つけた場合、それが中国より割安かどうかで判断して、買うか買わないかを判断しているようだ。なので、洋服や靴の場合、そのほとんどのケースに於いて撃沈する。
ランラン「高すぎる。今度中国行ったら買う」
そりゃそうだろう。日本で売っている洋服や靴の大半はMade in Chinaである。上海に住んでいた頃、ランランは七浦路だとか、郊外にある軽紡という卸問屋が集まった場所に繰り出しては洋服や靴を買っていた。海外からの小売店のバイヤーも買いに来るような場所なのだから、どう考えても日本でそれより安い値段で手に入れられる可能性はほぼゼロだろう。
それなら、古着屋はどうだろうということで、原宿や下北沢にも連れて行ってみた。確かに古着を安く売るお店がたくさんあるのだが、その大半は、ビンテージ系ばかりでランランの希望に添わない価格帯の店ばかり。基本的にはブランド品にあまり興味がないので、単純に安くて質の良いものを扱う店が良いらしい。
さすがに、そんな場所はないでしょ?と思っていたら、最近さらに上を行く場所を発見してしまった。ある週末、散歩中に杉並某所に毎週土曜日の午前中だけ出現する超激安スポット(ただし古着のみ)を偶然見つけてしまったのだ。それ以降、毎週のようにその場所に通っている。毎週土曜日の朝になると、こんなやりとりになる。
ランラン「○○○に行こ!」
土井さん「待っているだけでつまらないから嫌だ」
ランラン「じゃ、あだし一人で行く」
てな感じで、一人乗り込んでは、時々大物をゲットして満足していた。
だが、最近とある事に気がついたようだ。
ランラン「これ、昔他の人が着ていたのよね?汚いかな?」
自称潔癖症なので、急にそんな事が気になりだした様子。やっぱり、帰国時にまとめ買いするのが一番合っているようだ(苦笑)
<余談>
中国は偽物商品ばかりがクローズアップされるが、実は正規品の検品落ちなんてのも普通に流通している。中には、見た目にはどこが検品落ちなのか分からないようなものもある。なので、たまにではあるが正規品(ただし検品落ち)に出くわすと掘り出し物に当たったような気分になる。
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