中国嫁のトリセツ

中国人の嫁をもらって気がついたことなどをツラツラと書いています。

ナイトマーケット - タイ旅行記(2)'

始めに、なぜ旅行記(3)じゃないのかというと、まだ2日目の続きだからというシンプルな理由。アユタヤ観光から戻って来た我々は、プールでひと泳ぎして体力がやや回復したのを見計らって、BSTで2駅ほどのところにあるSiamの夜市に行ってみたのである。

 

BSTの高架下に延々と続く夜市

BSTの駅を降りると、高架下の道路の歩道部分にびっしりと店が出ているのが見えた。ガイドブックによると駅周辺と書いてあったが、実際には一駅先のNational Stadium駅のところまで続いていた。

とは言え、夕食がまだだったので、先に食事を取る事にした。何カ所か賑わっているお店があったが、タイ料理続きだったので中華系がいいだろうということで、ある出店に入ってみた。

テーブルから見える景色は、こんな感じ。

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で、食べたのがこんな感じ。麺の上にカリカリな歯触りの豚肉とワンタンが載っている。これで50バーツ。安いと言えば安い。量的には多少物足りなかったが、味も結構良かった。

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ただ、道ばたの衛生状態が良くなかったのか、この晩におなかを下した事は付け加えておく。

 

嫁はエンジン全開

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これは、とある場所で撮影した夜市の様子であるが、こんな感じのお店が1キロ以上延々と続いている。元々はタイっぽいお土産を買うのが目的だったが、出店しているお店のほとんどは、洋服やアクセサリーといった類いのモノだった。しかしながら、この手のお店の大好きなうちの嫁(仮名:ランラン)は、エンジンがフルに掛かったらしく、結局夜市街を完走することになった。

ちなみに、一応値段交渉もできるようだが、最初の頃は交渉決裂ばかり。

 

ランラン「How much?」

店員「250バーツ」

ランラン「100バーツ OK?」

店員「No!」

 

というのも、ランランの交渉術は上海の七浦路や軽績という小売も行う問屋街で培われたモノで、半額以下の値段から交渉しようとするので、話を切り出したとたんに店主に拒絶されて、中に引っ込まれてしまうことの連続だった。

それでも、最終的にサングラスやらシャツやらを購入したのだが、感覚的には「200バーツを超えるものなら1割ぐらいディスカウントできる」というような感じに見えた。それ以下の値段のモノは交渉すら受け入れてもらえない感じ。もちろん、タイ語を使うとか、常連さんになるとか、方法はあるのかも知れないが、観光客レベルではこれが限界という事だろう。

 

中心部らしいキラキラ

Siamと言えば、BTSの2つの路線が交差するいわば中心的なスポットであって、夜市以外にも、大型のショッピングモールが林立していた。

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本来であれば、夜市を軽く見た後、軽く何かをつまんで帰ろうと思ったのだが、夜市往復で疲れ果てて、そのままホテルへ帰ることになった。女性諸氏におかれては、男性にとって買い物の付き添いほど苦痛な事はないと覚えておいて欲しいものである。

(つづく)

 

 

物語タイの歴史―微笑みの国の真実 (中公新書 1913)

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