意外に通じない中国語 - タイ旅行記(3)
到着初日、チャオプラヤ川を遡る船の中で、中川家礼二似の船員さんがマイクパフォーマンスで説明してくれた情報によると、タイの人口の20%は中国にルーツを持つ華人とのことらしい。なので、さぞかし中国語が通じやすいのかと思ったら、そんなでもなかったというのが今日のお題である。
タイ土産はいずこに
前日の夜市で、いかにもタイっぽいお土産を買うことに失敗した我々は、どこなら買えるかと思案した結果、いかにも外国人観光客が立ち寄りそうな場所を思いつく。BSTを乗り継ぎ、さらに駅から1キロほど歩いて、シーロムビレッジというところにやってきた。
確かに、いかにもという店が並んでいたが、石像を日本に持って帰るつもりはないので、残念ながらスルー。
※もちろん石像以外の雑貨も売られていたが、どちらかというと欧米人ターゲットの品揃えだったと思う。
ガイドに紹介されていないエリア
最初の訪問地では期待外れに終わったが、保険という意味でローカルマーケットの存在を把握していたので、次の目的にそそくさと移動を始める。途中は別に観光地でも何でもないのだが、いかにもタイっぽい雰囲気があって良かった。
道ばたを走るクルマの色だったり、青果店に並ぶフルーツの色だったりがいかにも南国っぽいではないか。
OL市場?
目的のローカル市場は、OL市場と呼ばれているらしい。そろそろ着くかな?というところで前方に大きなキャリーバッグを転がした本気で買い物をしようとする人たちが見えたので、それに付いていくとあっさりとその場所は見つかった。
ここも品揃えは、昨日の夜市と同じような感じで衣料品が中心だったが、そろそろ昼の時間に差し掛かるところだったので、弁当を売っているのをちらちら見かけた。
この一角、ビジネス街も近くにあるようで、普通の道ばたのお店に、ビジネススタイルに首から会社のIDカードをぶら下げた人たちがランチを取っている姿なども見えて、OL市場と呼ばれる理由も分からなくもなかった。
いざ中華街へ
シーロムから、地下鉄(MRT)に乗って中華街の最寄り駅にやってきた。黄金に光る仏像が見物らしいが、そこはスルーして中華街のゲートにやってきた。
ちなみに、写真からみて表は漢字で書かれていたが、この裏の部分はタイ語で書かれていた。
時間も時間なので、よさげなところがあればランチでも食べようと思ったのだが、あまりピンとくる場所がなかった。商店でも、中華街にいながら、ほとんど中国語の普通話が通じず、英語でのコミュニケーションになってしまったのは、少々期待外れだった。ただ、このWikiを見ると、普通話を母語とする人はほとんどいないというのが分かる。
そんな中、中国(系の)人で賑わっている一角を発見!
金(Gold)好きにアイデンティティを感じてしまうなどと書くと中国人に怒られてしまいそうだが、日本人と比べれば明らかに中国人は金が好きだと思う(笑)
疲れ果てて・・・
結局、中華街をコンプリートしたら、船着き場に出てきたので、そのまま船に乗って帰ることにした。ランチは食べ損ねたが、一応タイっぽいアクセサリを奇跡的に発見して、購入出来たので、無駄足ではなかったと思いたい。
その後、サイアム(Siam)に戻ってBigCというスーパーで、タイ土産のお菓子を購入して、本日の昼間のアクティビティは終了。夜のメインイベントに備えるため、しばし休憩となる。
ちなみに、この日の昼食は、なぜかコレになった。タイ滞在中の食事で、一番旨かったとか、このブログの外では絶対に言えない(苦笑)。
(つづく)
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