石が詰まってます
診察だん。石はあるにはあったけど、予想よりもだいぶ小さかったので、毎日2リットルの水を飲みながら経過観察とのこと。
— Ken M.X. (@Deutschina) 2015, 2月 28
こんな内容に興味がある人がいるかどうか分からないが、上のツイートに至るまでの顛末記について書いておこうと思う。
発端は、遡ること木曜日の早朝。朝方になって脇腹痛が我慢できなくなり、救急診療を受診すべく某病院に駆け込んだのが発端である。その時に、尿管結石の疑いという診断を受けた。翌金曜日には体調は幾分持ち直し、土曜日も診察している事も確認済だったので、「最悪土曜日に行けば良いか」という感じで、金曜日は通常出勤。しかし、午後6時頃には体にだるさを感じて帰宅。
今思えば、飲んでいた鎮痛剤が効いていただけなのだが、話が動き出すのは土曜日になるまで待たなくてはならなかった。
泌尿器科行ってくれる?
土曜日の朝、救急診療を受けた病院に向かう。初診ではないので、診療受付機に診察券を通すと、内科しか選べなかった(ような気がした)ので、内科を選んで待つことしばし。
看護師「土井さぁ〜ん」
土井さん「はい」
看護師「先生に聞いたらね、泌尿器科で診察受けてくださいってことなんですね。」
ということで、泌尿器科にたらい回される。幸い泌尿器科はあまり混み合っておらず、体温やら血圧は取り直しとなったが、それほど待たされる事なく診察へ。木曜日に取ったレントゲンを見せられながら、
医師「こないだ撮ったレントゲンなんだけどね、これ石みたいのが4つぐらい映ってるんだよね。これだいたい14ミリぐらいあるから、手術しないとダメじゃないかな」
ほぼ実物大と言われるレントゲンに物差しを当てながら説明を受ける。
医師「あ、でもね、うちの病院設備ないから、招待状書くね。土井さん、住所が○○町みたいだけど、どこが便利かな?」
土井さん「K病院が一番近いんですけど」
医師「ああK病院ね。あそこも設備ない。新宿の大学病院か、中野だとK察病院かな。でも土曜日もやってるとなると、K察病院でしょ。まだやっているかも知れないから聞いてごらんよ」
予想外の展開に驚いたが、医師に紹介状を書いてもらっている間に看護師さんに電話番号を教えてもらい、電話をかけるとまだ受付締切まで1時間少しあると言われてホッとする。手土産に先日撮ったレントゲン写真を渡され(日本でもこういうことあるのね)、会計をさっさと済ませ、K察病院まで徒歩で移動する。
待ちに待って
駅を超えて中野北口にあるK察病院に向かう。ここに病院がある事は知っていたが、初めて訪れる場所だ。2008年頃にこの場所に移動してきたとのことで、さっきまでいた某病院と比べると新しくてきれいな建物だった。
初診の手続きを行い、血液検査、尿検査、CTを撮って待たされること半日(笑)。午後4時にならんとするころ、ようやく診察室に通される。事の成り行きを医師に話し、持参したレントゲンも見たというが、実際にはCTの画像に沿って話を進める。
確かに、先ほどまでいた病院にはなさそうなCTの画像を見ながら、マウスでドラッグすると2点間の距離が出るというハイテクに目を丸くしていると、
医師「見てもらったとおり、石があるのは確か。大きさは5.6mmだから、石を出しやすくする薬を飲んでしばらく様子を見ましょう」
最初の病院と比べると随分控えめな診断だったが、CTに映ったんだから、それを信じることに。ついでに、次回診察のタイミングをかなり先に設定され、この日の診察は終了。近所の薬局で薬を出してもらって、無事に帰宅した。
その後
家に帰ったのだが、土曜日の夜中になってあり得ないような背中の激痛に襲われて、最後まで残してあった最初の病院でもらった痛み止めを飲んでしまった。もちろん、新しい処方箋で痛み止めも処方されているが、10回分しかないので我慢できない場合に限定して使おうと思っている。
何はともあれ、毎日2リットル以上の水を飲んで、よくジャンプして石を少しでも早く体の外に排出する生活が始まった。目下の悩みは、水をがぶ飲みしたいのだが、飲むと体が冷えてしまう事。人肌にぬくめた水を飲むようにしないといけないようだ。あと、痛むときも湯船につかると、しばらく痛みが治まるようだ。
・・・といっても、いつも風呂沸かしておくわけにもいかないけどね。
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