中国嫁のトリセツ

中国人の嫁をもらって気がついたことなどをツラツラと書いています。

バリ島旅行記(5) - サファリパーク

気がつけば、バリ滞在もあっという間に最終日を迎えた。日本に戻る便は深夜便なのだが、ホテルのチェックアウトは14:00。ギリギリまでホテルに滞在したとしても、深夜1時近くのフライトまではずいぶん時間がある。しかし、旅行会社はよく考えたもので、そんな「すきま時間」を埋めるオプショナルツアーを用意しているのだ。バリらしく、スパ&ホテルで夕食というものが多いのだが、それではあまりにつまらなさそうなので、いろいろ見ていると、1つだけ異色のツアーが用意されていた。


サファリパーク?


そのツアーとは、Mara Riverというサファリパークに隣接したリゾートで、昼サファリ、ナイトサファリ、30分のマッサージ、バーベキューディナーという内容。内容的に家族向けのプランだろうが、スパ3時間よりは内容があるように感じたので、こちらのツアーを選択することにした。午後2時出発で、午後10時チェックアウトでその後空港に向かうという算段である。多少の不安を抱えつつ、ランラン(嫁、仮名)に話すと、思った通りのリアクションが返ってきた。

ランラン「なんで、動物園なんか行くか?」
土井さん「じゃ、3時間マッサージの方がいいのか?」
ランラン「子供っぽい!」

なんてやりとりが、日本出発前にあった訳である。

なぜか出発時間が2時間繰り上がって12時となっていたという話はさておき、朝食後に最後のプールでの遊泳を済ませてから、正午少し前にホテルをチェックアウト。出発時間が繰り上がったおかげで、昼飯を食べ損ねたものの、その分朝飯を食べ過ぎるという予定調和すぎるパターンだったので、あまり気にならずに迎えの車に乗り込む。

意外に良いぞの連続


サファリパークに到着するとさらに別の車に乗り換えチェックイン。部屋は18:00-22:00の4時間のみ使用できるというパンフレットの説明であったが、実際にはすぐに部屋に通してもらえた。2階建てロッジの1階の部屋だったのだが、部屋の外のテラスに出てみると、なぜかかごに入ったニンジンが。何だろと思って、外を見ると像の背中に乗ってサファリを楽しむ人たちがすぐそばまでやってきた。どうやら象のエサらしい。サファリがつまらないと言っていたあの人も、テラスに出て

 

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ランラン「見で。見で。見で。」

昼サファリで園内を回る車内で

 

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ランラン「見で。見で。見で。」

夜サファリでも

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ランラン「見で。見で。見で。」

大興奮である。何で動物園なんか行くのかと不満を言っていたのと同じ人とは思えない(笑)

肉を食らう

 

夜サファリを終えてバリ滞在最後の夕食に。バーベキューディナーと聞いていたので、昨日と同じようにしょぼかったらどうしようと思ったら、良い意味で期待を裏切ってくれた。牛・豚・鶏肉食べ放題のビュッフェディナーだったのである。

 

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今回のバリ滞在、正直あまり食事には当たりがなかったのだが、最後の最後にいいものが食えた(笑)。

夕食の途中頃から、ライオンキングショー的なものをやっていているというアナウンスが聞こえていたので、夕食終わりのタイミングで、そのままショーを見に行く。終演後は出演者と記念写真を撮れるというあたりは、ファミリー層を上手く取り込んでいるなと感心した。

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集合時間早すぎだろ


夕食を終えて、部屋で最後の一休み&出発前の準備。また8時間近いフライトを飛ぶので、シャワーを浴びてさっぱりしておいた。羽田に着いたときに寒いので、スーツケースからダウンを取り出すべきか迷ったが、結局は短パンからジーンズに履き替えるだけにとどめておいた。フライトは0時45分だったので、22時に出れば間に合うかと思いきや、20時50分にお迎えというスケジュール。

どう考えても、添乗員が早くおうちに帰りたいだけだろと内心思っていたからかどうかは分からないが、気がつけば21時近くになっており、ようやくホテルをチェックアウト。旅行会社のお迎えが来ている場所まで送ってもらう。案の定、早くおうちに帰りたいオーラを出していて添乗員&ドライバーの熱意によって、22時前には空港に到着。その後、夜行便で、眠れぬ夜を過ごして翌朝羽田に無事に到着して、今回の旅は終了。

 

今回の4泊6日の旅では、いろいろ反省するところもあったものの、結構楽しむことは出来たと思う。ただ、このメンツ(家族4人)で行くときは、日本語の通じるところの方がいいかな?

 

(終わり)

 

 

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D26 地球の歩き方 バリ島 2014~2015

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