中国嫁のトリセツ

中国人の嫁をもらって気がついたことなどをツラツラと書いています。

オカマちゃん - タイ旅行記(4)最終回  

この話は、3日目の夜からの話なので、旅行記(3)'とするのが正しいのかも知れないが、翌日は帰国するだけなので、まとめて「旅行記(4)最終回」とさせて欲しい。

 

この旅のメインイベント

うちのランラン(仮名)は、どういうわけかニューハーフのことを「オカマちゃん」と呼ぶ。それとは直接関係ないが、今回の旅では、最終日の夜にニューハーフショーを入れておいたのだ。

今回利用したH社では、「タイ古典舞踊ディナー+ニューハーフショー」というのと「ニューハーフショー」単体のツアーを用意していたのだが、あまり長くても飽きるのではということで、後者を申し込むことにした。

昼間のアクティビティを終えて、ホテルに戻ってきたのが17時過ぎで出発予定は18時だったのだが、出発15分前になると部屋の電話が鳴る。ツアコンさんからだ。

 

ツアコン「すみません。今から出発できますか?」

土井さん「あれ?6時じゃなかったでしたっけ?」

ツアコン「すみません。道路渋滞が激しいもので。。。」

 

ということで、そこから慌てて準備して、17時50分頃出発。会場に向かう前に、もう1件ホテルに寄って別のお客さんをピックアップするとのこと。

 

恐るべし渋滞

ホテルを出発して、しばらく走ると見事に渋滞していた。今回の旅行では、基本的にBTSや船などの公共交通機関を使ったので、乗り物内の混雑は経験したとは言え、渋滞にはまったことはなかった。しかし、今回は車での移動となったので見事にハマった形になったのだ。ツアコンさんが1分でも早く出発したいというのも頷ける。

ところが、この渋滞が別のところで影響を与えてしまう。別のホテルから同上予定だった別のお客さんが、ホテルに戻る途中で渋滞にはまってしまい、集合時間になっても姿を現さず。結局、20分ほど待って合流となったが、それのおかげでさらに車は遅れてしまい、会場に到着した際にはすでにショーは始まっていた。

 

写真は貼れないが・・・

今回訪れた会場は、日本語のガイドによると、某所と人気を二分すると書いてあったが、正直満員にはほど遠く、日本人観光客がよく訪れるのが、その2カ所しかないという意味なんだと理解した。

一応、VIP席に通されると、ステージではすでに松田聖子風のニューハーフが歌っていた。口パクではあるが、一応日本語の歌詞を意識した口の動きをしていて、確かにぱっと見では男に見えない美貌を兼ね備えていらっしゃる。

特に撮影禁止等などのアナウンスもなく、ショーの様子は自由に撮影できたのだが、諸々の都合によりこのブログには貼らないでおこうと思う。約1時間のショーであったが、笑いあり綺麗どころありなど、内容的は十分楽しめた。ちなみに、ちょっとした事故はあったが男性諸氏だけが喜ぶような要素はほとんどないので、女性が行っても十分楽しめると思う。てかランランは、この旅一番だと絶賛していた(笑)

ステージが終わると、出演者が出入り口のところで待っていて、気軽に写真に応じてくれる。1枚50Bとかいう記載を見たが、実際のところ1人100Bで何枚とってもOKという感じだった。例えば、我々夫婦2人が3人のニューハーフに囲まれて写真を撮った場合は、100Bx3人x2人=600Bという計算になる。

その後、主役を務めたニューハーフとも写真を撮り、都合800Bのチップを気前よく支払って、会場を後にする事になった。

 

翌朝は怒濤のスケジュール

もともとツアーを申し込んだとき、最終日の朝食は付いていないと聞いていた。理由は、旅行会社指定のチェックアウト時刻が6時30分、ホテル出発が6時45分なので朝食を食べる時間がないからとのこと。ただ、我々が滞在していたホテルは6時30分朝食開始だったので、事情を話せばパンなりを包ませてくれるのではないかと思い、少し早めにチェックアウトを行った。

一応フロントで、先にチェックアウトしてから朝食を食べても良いかを確認した上で、問題ないとの回答を得て、少し早めに朝食会場に出向く。これまた、出発まで時間がないので、少し早いけど良いかと尋ねると、問題なく席に通してくれた。このホテルは部屋番号と名前をきちんと確認するのだが、きちんと我々の部屋番号は朝食の対象に含まれていた。つまり、正確には3日目の朝食もツアーに含まれていたのだ。

堂々と朝食を平らげて、出発時間の6時45分にロビーに向かうと、送迎の車の中に皆さん乗り込んで待っていらっしゃる。ちょっと英語で聞いてみれば、朝食を食べられたのに、変に素直すぎて朝食を食べずに車で待ってしまうあたりが何とも日本人らしいなと思いつつ、空港へ送ってもらい、その日の朝のフライトで羽田へと戻っていったのでした。

 

行って見て分かったタイの事

少なくとも観光地では、普通に英語が通じるので助かった。一部には、タイは英語が通じないという書き方をしているブログなども見たのだが、中国に比べれば(いや日本と比べても)10倍くらい簡単に英語で意思疎通できる。したがって、欧米人観光客が多いのも頷ける。(中国語が通じたのは、船着き場の果物売場ぐらいしかなかった。)

ちなみに、タイを快適と感じる人は日本人に限らず多いようで、出国のパスポートコントロールのところで、「あなたタイに来すぎ。次にビザなしで来たら入国できないかもしれないわよ」と釘を刺されている欧米人を数人見かけた。いわゆるビザランってやつなんだろう。

今回は正味3日と短い旅だったが、次回はもう少し長い期間滞在してみたいなと思った次第である。

(おわり)

 

 

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