中国嫁のトリセツ

中国人の嫁をもらって気がついたことなどをツラツラと書いています。

中国嫁の日常

バーバーランラン

上海に滞在中、うちの嫁(ランラン)と暮らすようになるまでは、いわゆる日系美容室で髪を切ってもらっていた。あちらの価格体系はある意味わかりやすくて、日本人美容師が切る場合は倍額てな具合になっている。自分の場合は、単にカットしてもらっていただけ…

冷たいものは飲まない

例えば中国のレストランでビールを注文するときに、「冷たいの!」と注文しないと、室温にぬくめられた瓶ビールが出てくる。そのぐらい、中国人には冷たい飲み物を忌み嫌う傾向がある。確か2008年か2009年頃に、会社の同僚たちと日本料理店に行った事がある…

世界は広い、世間は狭い

自分の勤めている会社のお客様は企業様なので、時々お客様のところにお邪魔することがある。その日に限っては、スーツを着て出陣するので、うちの嫁(ランラン)には、家を出るときにその日は客先に向かう事を伝えているのだが、先日こんな事があった。 土井さ…

ホコリいぱいよ

最近中国デビューした方には分からないかもしれないが、中国というのはやたらに埃っぽく感じる。自分は北京オリンピックの前年(2007年)から上海万博後の2011年まで上海に住んでいたので、どこに行っても工事ラッシュだったし、2度目の滞在(2012-2013年)も何…

安いことは良いことだ

例えば海外に行ったときに買い物をしようとした時、現地通貨から自国の通貨にざっくりと換算してみて、それが高いか安いかと判断するのは誰にでもある事だと思う。自分も中国で生活しているときには、「うわ安っ!」と思ったり、逆に「これなら日本の方が安…

いいまつがい

日本語という言語は、なんでもカタカナ語にして取り入れてしまう。海外から新しい概念なりを取り入れて来ると、それがそのままカタカナにして使うので、日頃の会話ではカタカナ語があふれる(特にIT業界w)のだが、それが中国人からするとやはり変らしい。確か…

中国の方言

自分が中国語学習を始めた10年ぐらい前は、PCに中国語入力環境を用意するだけでも結構大変だったのだが、今はGoogle Pinyinみたいに、無料でダウンロードできるツールがある。このGoogle Pinyin。こんなオプションがあるのをご存じだろうか。 これは「あいま…

お寺の参り方

上海には静安寺という有名なお寺があって、地下鉄の駅の名前にもなっているぐらいなので、日本人でも行ったことがある人は多いと思う。日本のお寺と違って、屋根が金色に輝いていたりして、少し派手な印象がある。お参りのスタイルも少し違って、まずはお線…

瞬間湯沸かし器

個人の性格に関わることなので一概に言えないのは重々承知している。でも敢えて言いたい(笑)。中国で滞在中に町中や商店などで激しい口論をしている人を見かける頻度から言うと、日本人よりも中国人の方がキレやすいというか、感情を表に出して怒りを表す事…

おつかれちゃん

中国語には、日本語ほど厳格な敬語表現はない。もちろん丁寧な表現はあるが、日本語ほど厳格ではないと思う。うちの嫁(ランラン)も、上海で日本語学校に通っている際に、敬語表現なるものを学んでいるはずだが、その後、あまり使う機会がないこともあり、具…

「着たら洗う」は洗剤メーカーの陰謀?

上海で仕事をしている時のこと。中国人の同僚(特に男性)の服装を見ていると気がつくことがある。同じ服を2日、3日と連続で着てくる人を結構見かける。もちろん、毎日こぎれいな服を着てくるオシャレに気を遣っている男性もいるが、一定の割合でこの「連投が…

温かくなければご飯じゃない

我々が小学校に上がる前ぐらいの頃(35年くらい前)は、お弁当箱がアルミ(アルマイト)製で、冬場になるとストーブのそばにお弁当箱を温める専用の場所があって、あたたかいお弁当が食べられたような記憶がわずかに残っている。とはいえ、日本人なら弁当が温か…

ひとりでできるもん

中華圏で新年を祝う春節も2月14日の元宵節(旧暦1月15日)をもって一段落する。元宵節には湯圓(タンユエン)というスープに入った団子を食べるのが恒例となっている。イメージ的には白玉団子の中に黒ごまペーストが入っていて、ゆで汁と一緒に食べるような感じ…

オクターブ上を行く

今日はいきなり脱線する。まだ中国大陸と台湾の間の直行便が解禁されて間もない頃、初めて台湾の某航空会社(たぶん中華航空だったと思うが、確証がない)を使って、上海から台北まで行ったことがある。本当に解禁間際で上海から香港上空まで飛んで、そこからU…

輻射という便利な?言葉

日本人は、フクシマの事故以降は特に「放射能」という言葉に敏感になったと思う。原子力発電所に対していろいろな意見があるのも、それもこれも放射能のせい。しかし、放射能について中国人が語るときに「放射能(fangsheneng)」という単語を少なくとも一般人…